太宰治をとらえた聖書
元高等学校教員の田中良彦の『太宰治における聖書』によると、洗礼を受けなかった太宰は「入院中はバイブルだけ読んでいた」という。最初の赴任地の土佐教会にも毎週熱心に礼拝に出席されているのに「仏教徒の長男だから」と洗礼を受けなかった方のことを思い出した。「熱心なキリスト者」を売りにして暴力を振りまいている為政者たちに辟易する日々のなか、洗礼を受けなかったものの真摯に聖書に向き合った太宰から、また彼が大切にしたというマタイ福音書から学んでみたい。明日の礼拝に、どなたでもおこしください。





